2014年6月25日水曜日

作業8日目:嫁入19日目

本日はこの状態からの作業再開です。


夕方からは雨のようなので、フロント廻りとフレームを分離してコンパクトにしちゃいたいところです。
そうすれば室内作業可能になりますからね。

まずは、フレームを寝かすのに邪魔なウインカーを外します。
本来はボルトで取れるはずなんですが、この車両はシーラント固定w
やっぱりやられちゃってるゴムベースをカッターで剥がします。

なにげにこのベースゴム高いんですよね〜。
ヤフオクでリプロ(リプロダクツ)でも4000円くらいしちゃう・・・
 たかがゴムの台座なのに〜。

このバッテリーボックス、錆び付いているのと、現在の12v車とは形状が違うので、そういう構造になってるのかと思いきや・・・

単純にボルトで止まってるだけでした。
ワイヤーブラシで擦って、ドライバーでこじってみたら、あっけなく開きました。
サビが溶接みたいに見えただけだった〜♪

エンジン側は・・・

ここの穴を通ってます。

ステム側は、このガイドを通って・・・

前側に抜けてきます。

さて、メインハーネスが露出して来たので、確認したかった部分を探ってみます。
そもそも、2回に渡ってバラさないでペンキ塗りされたおかげで、ハーネスも2色に着色されていますw。 使いたくないけど仕方なくブレーキクリーナーでペンキを落としていきます。


気をつけながらフキフキしていくと・・・
どうやらこの白い部分が怪しい。

あ!当たりです、かあさん!

ペンキの下から発掘した白いビニールを丁寧に剥がし、ブレーキクリーナーで拭いてみると・・・
噂通り、この時代のホンダ車はメインハーネスに製造年が印字されていました。
これで一応この車体は正真正銘の1965年製であることが確認されました!

続いてメインハーネスを解体していきます。
とは言っても、シンプル構造でしかも繋がってるケーブルの色は全く同じなので間違い様のない親切設計なので、CRCを吹いて一服・・・

50年ぶりなのでかなり締まった感じではありますが、スポスポ抜いていくと・・・
こんな感じで解体完了。

イグニッションコイルはDENSO製。
しかしオレでもこんな古いロゴ見たことないわ〜。

リヤ側に回っているケーブルは合計4本。
ウインカーL・Rとブレーキです。

カブのレストアを試みた方はご存知でしょうが、このケーブル、フレームに溶接されたガイドの中を通っています。
ペンキに蝕まれ固着しているので、ブレーキクリーナーを吹いてまたまた一服・・・

車体右側はウインカー用ケーブル1本なんでまだいいんですが、左側はウインカー+ブレーキ用の3本が固着してるので、ハンガーを解体したものでこじりながら少しづつ剥がしていきます。

本当に少しづつで10分程度格闘して無事抜けました。

ウインカーも右側はボルトがねじ切られていたのでわかりませんでしたが、こんな構造になってるんですね。高ナットみたいなものが付いてました。
しかしここのボルト9mm・・・
中途半端なサイズですね〜w
この9mnのボックス、購入して5〜6年経ちますが、初めて使いましたw

テールランプのグロメットは経年変化で粉砕。

何故か取付ボルトも曲がってました。
新品買ってもいいけど、オリジナルを塗装して使おうかな。

最後の大物、センタースタンドとブレーキペダルを分離します。
どうやらフレームが歪んでいるのか、シャフトが歪んでるのか、単に錆びついているのか、ちょっとやそっと叩いた程度ではびくともしません。

仕方ないので、CRC+放置+ヒートガンで熱してから、ガンガン叩いて無理やり抜き取りました。

そもそも、センタースタンドは骨折により再起不能なので、無しでいきますかね。
なにせ50年前から地面に接してますので、一番劣化が激しいらしく、オークションみてもまともな出品はありません・・・。

ということでようやっとフレーム単品になりました。
コレで室内作業ができるようになります。

次回はフロント廻りを解体します。

2 件のコメント:

  1. USAGの工具箱がマニアックでカッコイイですが
    バラバラになっていくにしたがって恐怖を感じます。

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    1. えーーー。
      STDさんってこうゆうの得意な人じゃなかった?
      カブでもモンキーでもハーレーでもまかせなさーい的な....

      頼りにしてますよ♪

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